「#心で手をつなごう」を合言葉に なかまぁるに寄せられた5本のエール
構成/なかまぁる編集部
2020年4月、初めての緊急事態宣言が出てから1年が経ちました。新型コロナウイルスの感染拡大は、いまだ終息のめどがたたず、2021年4月25日には、4都府県で3回目の緊急事態宣言が発出されました。なかまぁるは「#心で手をつなごう」を合言葉に、緊急事態宣言下を前向きに過ごすメッセージを皆さんから募りました。呼びかけに応じてくださった5人の方からのエールをお届けします。
丹野智文さん「みんなが笑顔で過ごせることを」
なかまぁる特別プロデューサーで、認知症の本人が集い語り合う「おれんじドア」(仙台市)の代表も務めている丹野智文さんからのメッセージです。
コロナウイルスが広がり緊急事態宣言が出ましたが、みんなが気をつけながら笑顔で過ごせる事を願っています。
もっと介護職が尊敬される仕事にならないかと思っています。
これからも応援しています。
こんなことしかできませんが、頑張って下さい。
丹野智文
【丹野智文さんの記事はこちら】
下坂厚さん「みなさんは私達にとってヒーロー」
現在、在住する京都の介護施設で職員として働いている下坂厚さんから、医療従事者や介護、福祉職の方に向けて届いた動画メッセージをお送りします。
医療現場で働く医療従事者の皆様
介護や福祉の現場で働く皆様
毎日本当にありがとうございます!
このコロナ禍で厳しいなか
最前線でコロナと戦っている
みなさんは私達にとって
ヒーローです!
どうか無理だけはしないで下さい。
一日も早くコロナが収束して、みなさんが家族や友人達と笑顔でゆっくり過ごせる日が来るのを祈っております。
下坂 厚
【下坂厚さんの連載記事はこちら】
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福田人志さん「一人一人の予防と自覚が大切」
長崎県佐世保市で、毎月開催の茶話会「峠の茶屋」が開かれています。その「峠の茶屋」の開催者の福田人志さんからの、メッセージと写真、そして動画をお送りします。
みんなと会えるまで
新型コロナウイルス第3波が猛威を振るい、予防や自粛の日が続き体調など崩すこともあります。
毎日のようにコロナに関する情報が飛び交っていますが
ひと度情報を信じ過ぎると、過剰な正義が生まれる恐れもあります。
混乱する情報をうまくキャッチできず、判断に迷う人もいます。
でもどこかで私や大切な人を、知らない誰かが守ってくれています。今も防護服に身を包む懸命な人たち。
それに応えるためには、一人一人の予防と自覚が何より大切に思う。
会いたいから守ろう。
福田人志
【福田人志さんが開催する「峠の茶屋」の記事はこちら】
藤田和子さん「明日やってみたいことを思い浮かべて」
一般社団法人日本認知症本人ワーキンググループ代表理事の藤田和子さんからは、メッセージと写真が届きました。
コロナウイルスの影響を受け、不安を感じ制限を掛けられる日々に疲れてしまっている人も多いと思います。
今日一日、いつもの日常が送られた事には感謝しつつ、明日やってみたいこと、行ってみたい所を思い浮かべることも大切です。
すぐには実現できなくてもその思いを親しい人達と語らいながら、自分の進む道が途絶えることはないと信じて、体調を保ちながらこの難局を乗り切りましょう!
藤田和子
【藤田和子さんの記事はこちら】
にじたろうさん「相手の存在をすぐそばに」
「なかまぁる Short Film Contest 2020」クリエーター部門の優秀賞に輝いた「パパのパイ」の監督、にじたろうさんは、「ほしぐま」をモチーフにした動画を作ってくれました。
実際にはそこにいないけれど、相手の存在をすぐそばに感じることができる
離れていても心の絆は保って、どんな状況でも支え合って生きていこう!
そんな気持ちを「ソーマトロープ」という表と裏の絵が回転による残像効果で1枚の絵に見える昔ながらの工作玩具で表現してみました。
にじたろう
【にじたろうさんの記事はこちら】