コロナ禍で突然のイライラもやもや…誰かの「日常」に似ていると気づいた?
《介護士でマンガ家の、高橋恵子さんの絵とことば。じんわり、あなたの心を温めます。》
![突然、やってきた状況。・・・起こった感情。](http://p.potaufeu.asahi.com/bfed-p/picture/21763429/a4db408db96852b0de06638f67e26a7d.jpg)
コロナ禍、私たちは何を味わった?
![それは高齢者が、日常的に感じてきたものかもしれない。](http://p.potaufeu.asahi.com/0b89-p/picture/21763427/87535889f36036da0ad942a17f11b40e.jpg)
家から出られない、苛立ち。前より近くにある、死への不安。そして、孤独。
![立ち止まらされたここから、広がる明日へ。](http://p.potaufeu.asahi.com/17db-p/picture/21763428/440016680cf5c14d67391fd83a9ce962.jpg)
コロナ禍で、高齢者と私たちの心は、重なりながら近づいていく。
コロナ禍の自粛生活で、多くの方が緊張と我慢を強いられました。
それは高齢者の感情を、どこか疑似体験しているようにも感じました。
私たちが年を重ねて、身体機能が衰えた時、生きる支えになるのは、
外に出られる喜びや、
体を動かせる気持ちよさ、
人と交流できる安心感。
そんな身近なものなのだろう、と
自粛期間中、自分ごととして気づかされました。
気ぜわしい介護の最中、忘れがちなそれらを、もう一度、確かめたくなる今日です。
《高橋恵子さんの体験をもとにした作品ですが、個人情報への配慮から、登場人物の名前などは変えてあります。》
![](http://p.potaufeu.asahi.com/nakamaaru/img/nakamaaru450_450.gif)