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認知症、はじめました。

父がこねたのは、蕎麦でもパンでもなかった 父が認知症、はじめました

認知症の父親をもつイラストレーターが、日々のエピソードを漫画にしました。「無理しないでね」とお母さんを思いやる入院中のお父さん。美談かと思いきや、お母さんは怒り出したのでした。

認知症、はじめました78「母のぐち」
父は二年程前(認知症と診断される前)白内障の手術をした
人生初の入院、人生初の手術がおそろしかったのか
手術前日、「え?」
だだをこね、母を呼びだし「お父さん・・・」
母を病室に泊まらせたのだった
「簡易ベッドでお母さん腰痛くなっちゃったわよ。しかも退院まで毎晩呼びつけて!!」
「病院の人にも申しわけないし、恥ずかしいし・・・白内障の手術で大さわぎするなんて」「たしかにね」
「あんなに見栄っぱりなのに、父さんてすごいよね・・・」「まったく」一体どんなだだをこねたのだろう

認知症、はじめました。つづく……

次の回〈79〉のお話:「でも、あれよ」に行きつくまでの激しい勢い

前の回〈77〉のお話:ついつい甘えちゃうの。夫婦だから…ですか?

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