\番外編!漫画日記/夏の匂い 思い出されるのは、あの人のこと
介護士でマンガ家の、高橋恵子さんの絵とことば。今日は番外編。漫画日記で夏の訪れをお伝えします。


季節の変わり目、久しぶりに漫画日記をつづりたくなりました。
夕立の後の、色濃くなった土の匂い。
冷えたスイカにかぶりついた時の、青い匂い。
ぽとん、と落ちた線香花火のくすぶった匂い。
夏の匂いは、なぜか
去った人たちの思い出を
連れてきます。
もうすぐ、夏が来ます。
《高橋恵子さんの体験をもとにした作品ですが、個人情報への配慮から、登場人物の名前などは変えてあります。》
