外出自粛で運動不足?座ってできる「ものまね体操」、みなさんご一緒に!
M高史
はじめまして、こんにちは。ものまねアスリート芸人・M高史(えむたかし)と申します!
心も体も元気いっぱい!笑顔や健康をたくさんの方と分かち合いたいと思って活動しています!
いま、新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐために、自宅で長時間過ごしている認知症の方や、高齢の方が多いと思います。僕が作っている「ものまね体操」という健康体操を一緒にやってみませんか?
日本の文化、名物、イメージを活用して体操にしたものです。ありがたいことに「高齢者の方にもわかりやすい」「イメージしやすくて認知症の方も一緒にご参加できる」といったお声もいただいています。
「介護予防」という視点では、特に肩甲骨や股関節まわりをよく使う動きを取り入れています。また、体の大きな筋肉の部位を動かしますので血行も改善されやすく、指先や手が冷え気味の方にもオススメですよ!
動画(作曲:M高史、キーボード演奏:福祉音楽家・渡部雄太さん)を見ながら、さっそくやっていきましょう!
ものまね体操にチャレンジ
まずは椅子に座っていただきます。このときなるべく背もたれに寄りかからないようにしてください。できるだけ姿勢をシャキッとよくしていただけると呼吸が深くなって酸素もいっぱい体に入ってきますし、体操の効果も発揮しやすいです。
最初はその場で、大きく腕をふり、足ぶみをしていきます。このとき右腕と右足、左腕と左足が一緒にならないように気をつけてくださいね(笑)。右腕が出たら左足が上がります。
1つ目は「侍」です
動画のように腕を大きくふりかぶり、ゆっくり上げ下げしていきます。このとき、呼吸は止めないでください(笑)。ゆっくり息を吐きながらおこなっていきましょう!
2つ目は「忍者」です
忍者は何を投げますか? そう、手裏剣です! 忍者のコツは体を横にひねってからしっかり投げること。手だけでシュッシュと投げるマネですとあまり効果が期待できません。腰が痛い方もいらっしゃると思いますので、できる範囲で無理をせずにおこなってください。
3つ目は「相撲」です
四股踏みの動作をしていきます。椅子に座った状態で足を上げるのは実はけっこう大変です。上げすぎるとバランスを崩しやすいので、慣れるまでは地面から少し浮くくらいでも構いません。足を上げる筋肉や動作を入れることで、日常での転倒予防にもつながっていきます。
さて、再びその場で腕ふり、足ぶみをしていきましょう。メロディーも覚えていただいた方はぜひ一緒に歌って体操していただけると嬉しいです。2つのことを同時にやるのは脳トレにもなってオススメです。
というわけで、今回の「ものまね体操」では「侍」「忍者」「相撲」の3種目をやってみました。いかがでしたでしょうか? 始まる前よりも少し体がポカポカしてきた気がしませんか? 体操をした後は忘れずに水分もとってくださいね。
改めて、M高史です
さて、ここで、改めまして、僕の経歴をご紹介させていただきます。
僕は昔から走るのが大好きで、中学校、高校と陸上部で長距離をしていました。箱根駅伝に憧れて駒澤大学で陸上部の門を叩き、最初は競技をしていたのですが、監督の勧めもありマネージャーに転向。人を支える喜び、人の成功をサポートする幸せを学びました。
大学では社会福祉学を専攻していたこともあり、卒業後は福祉のお仕事に就きます。知的障がい者施設での生活支援員でした。日常生活の支援が主なお仕事でしたが、音楽が得意な利用者さんとバンドを組んで活動を始めました。他施設への訪問演奏にうかがっているうちにだんだんエンターテインメントの血が騒ぎ始めまして(笑)。約5年の支援員生活から思いきって「ものまねアスリート芸人」の世界へ飛び込みました。
今ではマラソンランナー川内優輝選手のものまねをさせていただき、マラソン大会のゲストランナーやMC、イベント出演のほか、保育園、学校、福祉施設にうかがっています。自分で「脳活エンタメ」というイベントを主催したり、社会福祉協議会主催の行事で講演と体操などさせていただいりしています。
なかまぁるの兄弟メディアで、大学スポーツをテーマにしている「4years.」では、
「M高史の駅伝まるかじり」「M高史の走ってみました」の2つの連載を担当しています。
僕の好きなこと、得意なことで、皆さまの心と体の健康を少しでも応援させていただけたらと思って日々活動しています。
今回、初めてご紹介させていただいた「ものまね体操」には、まだたくさん種目がありますので、また近いうちに紹介させていただきますね!
笑う門には福来る、笑いは百薬の長、M高史でした!