認知症とともにあるウェブメディア

今日は晴天、ぼけ日和

別れて気づくこと あなたから逃げたいと、思っていた

《介護施設で働く漫画家、高橋恵子さんの絵とことば。じんわり、あなたの心を温めます。》

ぼけ日和_181230_01

別れはいつも思いがけない。今日もあなたが当たり前にいると思ってた。

ぼけ日和_181230_02

あなたから逃げたい、と何度思ったか。でもそれと、本当のお別れはこんなにも違うのですね。

ぼけ日和_181230_03

あなたは私の人生の味わいを、一緒につくってくれた人。

家族から、
介護から逃げたくなったこともある。

でも、現実の死をむかえた時、

もう少しだけ一緒にいたかった、
せめてひとこと声をかけたかった、と思う。

一緒に生きたからこそ。

《高橋恵子さんの体験をもとにした作品ですが、個人情報への配慮から、登場人物の名前などは変えてあります。》

前回の作品を見る

あわせて読みたい

この記事をシェアする

この連載について

認知症とともにあるウェブメディア