別れて気づくこと あなたから逃げたいと、思っていた
《介護施設で働く漫画家、高橋恵子さんの絵とことば。じんわり、あなたの心を温めます。》
![ぼけ日和_181230_01](http://p.potaufeu.asahi.com/bccc-p/picture/14518804/a376417e049517d257544bff388a7dfa.jpg)
別れはいつも思いがけない。今日もあなたが当たり前にいると思ってた。
![ぼけ日和_181230_02](http://p.potaufeu.asahi.com/d027-p/picture/14518805/ea0240956f14afc94d0029083fa7fda2.jpg)
あなたから逃げたい、と何度思ったか。でもそれと、本当のお別れはこんなにも違うのですね。
![ぼけ日和_181230_03](http://p.potaufeu.asahi.com/4a94-p/picture/14518808/ff2504dbc7371940f1e6c6baab6fa3d3.jpg)
あなたは私の人生の味わいを、一緒につくってくれた人。
家族から、
介護から逃げたくなったこともある。
でも、現実の死をむかえた時、
もう少しだけ一緒にいたかった、
せめてひとこと声をかけたかった、と思う。
一緒に生きたからこそ。
《高橋恵子さんの体験をもとにした作品ですが、個人情報への配慮から、登場人物の名前などは変えてあります。》
![](http://p.potaufeu.asahi.com/nakamaaru/img/nakamaaru450_450.gif)