肌から伝わるもの 介護が「作業」になったときは
《介護施設で働く漫画家、高橋恵子さんの絵とことば。じんわり、あなたの心を温めます。》
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その肌には、いのちの痛みやあたたかみが沈んでいる。
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なのに、ときに、
あなたを無視しようとする、
私がいるのです。
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私はあなたのやさしさに、照らされている。
せわしい時、
疲れた時、
介護は作業になる。
作業にすれば、心の揺れを感じないですむから。
でもほんとうは、心の奥は、知っている。
この、
私だけの感情をていねいに味わって、
あなたと心ふれ合わせ、
生きたいってことを。
《高橋恵子さんの体験をもとにした作品ですが、個人情報への配慮から、登場人物の名前などは変えてあります。》
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