肌から伝わるもの 介護が「作業」になったときは
《介護施設で働く漫画家、高橋恵子さんの絵とことば。じんわり、あなたの心を温めます。》
![この肌から伝わるもの](http://p.potaufeu.asahi.com/f8dd-p/picture/14500639/205130644bdfa3be62b3af30499847a7.jpg)
その肌には、いのちの痛みやあたたかみが沈んでいる。
![この肌から伝わるもの](http://p.potaufeu.asahi.com/5ce9-p/picture/14500640/2f9b5b78ba8bbc962c4e7f27c7430272.jpg)
なのに、ときに、
あなたを無視しようとする、
私がいるのです。
![この肌から伝わるもの](http://p.potaufeu.asahi.com/44d6-p/picture/14500642/d624264e5de11291ea576c471eef2862.jpg)
私はあなたのやさしさに、照らされている。
せわしい時、
疲れた時、
介護は作業になる。
作業にすれば、心の揺れを感じないですむから。
でもほんとうは、心の奥は、知っている。
この、
私だけの感情をていねいに味わって、
あなたと心ふれ合わせ、
生きたいってことを。
《高橋恵子さんの体験をもとにした作品ですが、個人情報への配慮から、登場人物の名前などは変えてあります。》
![](http://p.potaufeu.asahi.com/nakamaaru/img/nakamaaru450_450.gif)