「認知症当事者を主語に!」衆議院議員会館へGO! ……DAYS BLG! の活動報告
現在「認知症施策推進基本法(案)」の骨子案が作成され、政府と厚労省が議論しながら詳細を詰めているところです。ただ、国が……、自治体が……ではなく、主語は当事者であり「私たちは…」というのが、本来の基本法のありかただと思います。
これは、いま認知症の当事者だけではなく、これから認知症になる私たち自身のことでもあります。ですので、当事者がより良く生活していけるために、当事者の視点から法案を検討して欲しい……。ということで、私たちDAYS BLG!の参加者(以下、メンバーさん)と、行ってきました!議員会館へ。
「我々のことをもっと知って欲しい」
「症状が進行している方もいるが、それがすべてのイメージになっている」
「一方通行の決めつけではなく、自分で選択できる社会となって欲しい」
「仲間と場と社会とのつながりが大切」
「いまは仲間と一緒に楽しく明るい時間を過ごせている」
メンバーさんの口から直接想いを届け、要望だけではなく“いまの時間と仲間の存在”の大切さを伝えてきました。書き上げていくと書き切れないので、上記の内容に留めてみましたが、みなさんの耳に届き、心に響いていたようでした。
BLG ! の活動では、議員会館に行くこともあるのです。ただの外出レクリエーションではなく、自分たちのことでもあり仲間のことでもあるので、メンバーさんは本気です。もちろん、前田も本気です。
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