認知症とともにあるウェブメディア

へもでもできるもん

娘の思いむなしく…「あの医者はヤブ!」とデイサービス断固拒否の母

現役のケアマネジャー「へも」の周りでおこる出来事を、本人が描きおこします。
一人暮らしを続けてきた米輪うめさん(87)ですが、認知症と診断されました。医師からデイサービスへ行くようにすすめられたため、同じ市内に住む長女の団子さんは居宅介護事業所へ連絡し、へもが担当者となりました。ただ、うめさんは「デイサービスに行きたくない」と言っていて…。どうするへも!?

へも、米輪うめさん宅を訪問
うめさんと娘の団子さんから話を聞く「母は一人暮らしで、毎日私が母の家を訪問してまして・・・」ふむふむ
「病院で母は認知症と診断されて・・・」「私は認知症じゃない!! ボケてない!! あの医者はヤブだ!!」「あー・・・」
「お医者さんにデイサービスに行くことをすすめられました・・・」「デイサービスなんて行かないよ!!」「あー・・・」
「お医者さんがすすめるデイサービスに何としても行かせたいのです!! 認知症の進行を少しでも止められるなら・・・」「そうですね・・・」
「うめさんは、どうしてデイサービスに行きたくないのですか?」「ボケた老人が集まってお茶を飲む所なんて行きたくない!! 近所の人がそう言ってた」
『近所の人めー、変なことを言うんじゃないよ』「ハハハ・・・いやいや、うめさん・・・それは偏った情報ですよー・・・」
「デイサービスはとても楽しいですよ」「そうよそうよ、行ってみましょう!!」へもと団子さんはうめさんを説得できるだろうか

あわせて読みたい

この記事をシェアする

この連載について

認知症とともにあるウェブメディア