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へもでもできるもん

母をデイサービスに通わせたい 先ずはと向かった役所での難儀な説明

現役のケアマネジャー「へも」の周りでおこる出来事を、本人が描きおこします。
一人暮らしの米輪うめさん(87)のところには、同じ市内に住む長女の団子さんが毎日、訪ねてきてくれています。そうしていたところ、ある時、団子さんがうめさんの異変に気づきます。団子さんがうめさんを病院へ連れていったところ、認知症と診断されました。医師から、うめさんはデイサービスに行った方が良いとすすめられたため、団子さんは介護保険を利用しようと市役所を訪れました。

後日、団子さんは一人で市役所に来た【高齢福祉課】「母が初めて介護保険を使うのですが・・・お医者さんにデイサービスをすすめられて・・・・」
「まず要介護認定を受けていただきます。要支援なら地域包括支援センターに、要介護なら居宅介護支援事業所に相談して下さい」『うーん・・・もっと分かりやすく言って欲しい』
「あ、わかりやすく言うと・・・原則として要支援1・2の方と、要介護1から5の方とでは、それぞれ担当が異なります」 【要支援1・2】地域包括支援センターが「介護予防サービス・支援計画書」を作成 【要介護1〜5】居宅介護支援事業所のケアマネが「介護サービス計画書」を作成
「ただ、居宅介護支援事業所のケアマネが要支援1・2の方を担当することもあります」「じゃあ、居宅介護支援事業所にお願いした方が手っ取り早いのかな・・・認定の結果がどうなるか分からないし・・・」
団子さんは市役所からもらった居宅介護支援事業所の一覧表を見て、へものいる事業所に電話をした「なんだかドキドキする」ピポピポ
ケアマネ事務所「はい、ケアマネジャーへもです」「実は・・・母のことでご相談がありまして・・・」今までの経緯を話す団子さん
「お医者さんからデイサービスをすすめられまして・・・」「むふむふ、なるほど、なるほど」
「私で良ければ担当をお受けしましょう。要支援・要介護どちらでもお受けします」「お願いします!!」こうして、へもが担当することになった

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