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『介護格差』

介護格差
『介護格差』

【この作品は…】

団塊世代のすべてが75歳以上の後期高齢者となり、団塊Jr.世代も50歳を超える2025年。介護問題がさらに深刻化していくのは必至です。経済、医療・健康、情報、地域、親類・縁者、世代間、意識をキーワードに、介護保険の実態や課題を解説した本です。

【あらすじ】

長寿社会において「介護」は、高齢者自身はもちろん、子や孫にまで関連してきます。介護保険制度があるものの、人材不足から介護サービスを利用したくとも利用しづらくなっており、「勝ち組」「負け組」といった介護格差が顕在化しています。このような現状を紹介し、問題解決の糸口を探っていきます。

【著者は…】  

結城康博(ゆうき・やすひろ)
淑徳大学社会福祉学部卒業、法政大学大学院修了(経済学修士、政治学博士)。東京都北区、新宿区に勤務し、介護職、ケアマネジャー、地域包括支援センター職員として介護の仕事に従事。現在は淑徳大学総合福祉学部教授(社会保障論、社会福祉学)。『日本の介護システム』(岩波書店)など著書多数。

【書籍データ】

・タイトル:『介護格差』
・著者:結城康博(ゆうき・やすひろ)
・判型:新書判
・頁数:270頁
・価格:1,000円+税
・発売日:2024年8月20日
・ISBN:9784004320289
・発行:岩波書店

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