認知症とともにあるウェブメディア

みんなが心開いて「素」になれる場所 

園児たちの記憶の中に…@品川〜BLGの活動報告

皆でコスプレハロウィン
皆でコスプレハロウィン

認知症の人と「ともに生きる拠点づくり」を進める100BLGは、同じ思いを持つ全国各地の事業所とともに「学び合いのプラットフォーム」となるネットワークをつくっています。各事業所は、それぞれの土地柄や文化に合わせたかたちで運営されています。今回は、東京都品川区にあるBLG品川(けめともの家・カンタキ西大井 看護小規模多機能型居宅介護)からの報告です。

こんにちは! BLG品川の石井です。
今日はBLG品川の日常の1コマをご紹介します。

まずは拠点の紹介です。

けめともの家は、1階フロアの半分に「看護小規模多機能型居宅介護けめともの家・カンタキ西大井」、もう半分に「キッズ西大井」という保育園が併設されています。
とくに仕切りといったものは設けておらず、イベント時には皆で歌を歌ったり、園児の自由時間には高齢者の周りを走り回ったり、同じソファに座ってメンバーさんが先生の代わりに面倒をみたり。園児のよだれも慣れたものです。
毎日さながら拡大家族のように過ごしています。
園児と高齢者の日常的な交流。
園児たちのお母さん・お父さんからは、「帰省したときに両親にすぐに馴染んでくれた」「家は核家族だから、おじいちゃんおばあちゃんがいるこういう環境で子どもを育てたいので認定こども園を辞退してまでこの園を選んだ」、メンバーさんのご家族からは「ほのぼのとした空間で良いわね」と大好評です!
一緒に風邪をひいたりすることもありますが、そこはみんなでカバーしています。

次に活動の様子をお伝えします。

(少しさかのぼりますが)去年のハロウィンの様子

園児たちもコスプレに気合が入っています(笑)。
こどもたちと一緒にハロウィンのお話を聴いた後に、おばあちゃんたちから園児にお菓子をあげました。
近所のこども園もお菓子をもらいに来てくれたので、事前にメンバーさんと用意しておいたお菓子の袋詰め100個弱を、メンバーさんと一緒に配りきりました。

園児と一緒に行った朝の会の様子

一緒に歌を歌って楽器を鳴らして楽しみました♪
園児に続いて「おへんじは~い♪、おへんじは~い♪、元気には~い♪、○○さん!」と名前を呼ぶと、「はーい!」と大きな声とリアクション、そして満面の笑みで返事をしてくださいます。

サマー学童の様子(対象:小学1~4年生)

ひ孫との焼きそば作り
ひ孫との焼きそば作り

当拠点は夏場に学童もしており、学童実施日は毎日一緒に冷やし中華や焼きそば、おやつのケーキ等を作りました。
この写真、実はけめともの家のメンバーさんであるひぃおばあちゃんと、ひ孫による焼きそば作りです(笑)。
ひいおばあちゃんが相手なのでリラックスしているように見えますが、キッズ西大井を卒園しているので慣れた空間というのも大きいかもしれません。
ちなみにこの子の弟君2人もキッズ西大井です。

けめともの家は施設内でできる社会貢献や、こどもたちの記憶の中にメンバーさんが残り、その記憶の中でメンバーさんが生き続けるという未来への種まきをしています。
また、地域・多世代交流の一環で駄菓子屋も運営しています。

駄菓子屋ではメンバーさんがお客さん相手におしゃべりやお会計などをしてくださっています。メンバーさんがお菓子を買うことも多いですが(笑)。

以上、100BLG品川でした。

この記事をシェアする

この連載について

認知症とともにあるウェブメディア