認知症とともにあるウェブメディア

認知症、はじめました。

いつか会えるかな 世界のどこかで頑張るサンタ 認知症、はじめました

レビー小体型認知症を患った父親が他界。それまで、そしてその後の暮らしをイラストレーターがマンガにしていきます。小学生だったひわさんの、クリスマスにまつわるちょっぴり苦い思い出です。

認知症、はじめました268_その後36話「サンタさん」
サンタクロース 小さい頃、もちろん信じてました
大きくなるにつれて、じょじょに疑念がめばえ『うーん、むりあるよなあ』
そして小学6年生の冬 「サンタクロースって信じてる?」
「うちには来てないけど・・・世界のどっかにはいると思う」「あれ、そうなの?」
「何年も前だけど、父さんが夜にプレゼントあげようとしたときにね」
ひわはねてたのにぱかっと目をあけてこっち見たんだよ「あっ」
「だからもう、ちっとも信じてないと思ってたよー」「・・・おぼえてない・・・」「アハハ意外、意外」
うすうす分かってたけど『わざわざいわなくてもいいのに・・・』
でも、どこかにいると思ってます

あわせて読みたい

この記事をシェアする

この連載について

認知症とともにあるウェブメディア