『おひとりさまの逆襲 「物わかりのよい老人」になんかならない』
なかまぁる編集部
【この作品は…】
配偶者にも子どもにも頼らず自分らしく最期を迎えるために必要なことを、社会学者と介護事業27年の現場のプロが徹底討論している本です。
【あらすじ】
現行の介護保険制度では、「在宅」での生活を選ぶことは「放置」につながります。おひとりさまの幸せな「在宅ひとり死」を実現するためには、介護制度の改悪を許してはいけません。こうして立ち上がった著者らが、「安心して認知症になれる社会に向けて今すべきこと」について考えていきます。
【著者は…】
- 上野千鶴子(うえの・ちづこ)
1948年富山県生まれ。京都大学大学院社会学博士課程修了。社会学者、東京大学名誉教授、認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長。女性学、ジェンダー研究のパイオニアであり、理論的リーダーとして活躍。高齢者の介護とケアの現場にも関心をもち研究テーマとして取り組む。
- 小島美里(こじま・みさと)
1952年長野県生まれ。1990年ごろ全身性障がい者の介助ボランティアグループの結成をきっかけに、介護事業に関わる。2003年NPO法人「暮らしネット・えん」設立。訪問介護、居宅介護支援、グループホームなどの介護保険事業や障害者支援事業を中心に、高齢者グループリビングなど様々な事業を運営する。
【書籍データ】
- タイトル:『おひとりさまの逆襲 「物わかりのよい老人」になんかならない』
- 著者:上野千鶴子(うえの・ちづこ)、小島美里(こじま・みさと)
- 判型:四六判
- 頁数:240頁
- 価格:1,500円+税
- 発売日:2023年4月19日
- ISBN:978-4-8284-2516-0
- 発行:ビジネス社