『いい女、ふだんブッ散らかしており』
なかまぁる編集部
【この作品は…】
父の葬式、認知症の母の介護、そして還暦過ぎての結婚……。自らにじわじわ迫りくる「小さな老い」を蹴散らして、さまざまなことに挑戦し続ける怒濤の日々を綴るエッセイです。
【あらすじ】
認知症の母を介護しながら、父の看取りや、対談・執筆と多忙を極める著者。自ら「床族」と称し、何でも床に積んでしまう片付け下手で、捨てられない性格と自己分析。また、連続ドラマ「陸王」に出演するなど女優としても活躍するほか、さらには還暦過ぎての結婚まで……。じわじわ訪れる小さな老いを蹴散らしながら、挑戦し続ける激動の日々を、赤裸々に綴ります。
【著者は…】
- 阿川佐和子(あがわ・さわこ)
1953年東京生まれ。エッセイスト、作家。99年、檀ふみとの往復エッセイ『ああ言えばこう食う』で講談社エッセイ賞のほか、島清恋愛文学賞や菊池寛賞などを受賞。12年『聞く力―心をひらく35のヒント』が年間ベストセラー第1位、ミリオンセラーとなった。著書に『ことことこーこ』『看る力―アガワ流介護入門』(共著)『トゲトゲの気持』(以上中公文庫)など
【書籍データ】
- タイトル:『いい女、ふだんブッ散らかしており』
- 著者:阿川佐和子(あがわ・さわこ)
- 判型:文庫判
- 頁数:256頁
- 価格:720円+税
- 発売日:2022年1月20日
- ISBN:978-4-12-207162-9
- 発行:中央公論新社