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認知症、はじめました。

それは知識かまじないか 行けば立ち寄る病院の一角 認知症、はじめました

レビー小体型認知症の父親をもつイラストレーターが、日々のエピソードを漫画にしました。血中ナトリウムの低下のために入院した父親を見舞うため、あさとさんは母親と病院へ向かいました。

認知症、はじめました189_こぼればなし69「あれば安心」
病院到着
母は毎回情報コーナーにすいよせられて、チラシや冊子を持ち帰る「あらあら」
「またそんなにもりもりもらわなくていいよー」「いいじゃない、タダなんだし」
「だってもうたいがいもらってるでしょ」ポーカーできるくらい スリーカード、ワンペア
 「いま荷物を減らそうとしてるところなんだしさー」
「でもこうやっておくと、何か役立ったり、勉強になったりするのよ」
「だからそれはひとつあれば十分なのでは・・・むうう」母がせっせと集めるそれらは
もはやお守りかお札なのかもしれない「白内障とは」「メタボについて」「知ろうロコモ」持っときゃ治る

認知症、はじめました。つづく……

次の回〈190〉のお話:燕雀は知らないのかも?父の志とそのアピール

前の回〈188〉のお話:ウン十年の付き合いも、ついぞ知らない親の一面

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