つなぐ、つながる下坂日記

妻が長く手を合わせた初詣 やり直そうとしたおみくじで知る今の幸せ

京都在住の下坂厚さん。季節のうつろいや身の回りの出来事を、自身の記憶を留めるとともに写真に切り取っています。その中身を、ちょっとだけ見せてもらいました。

2021年の大晦日と、明けて2022年1月1、2日は、デイサービスに出勤だった。

若年性認知症の診断を受けるまでは魚屋の仕事を20数年間していて、年末年始は1年のうち最も忙しかったのを思い出した。
認知症の診断を受けた後、魚屋を退職してデイサービスで介護職として働き始め、年末年始はデイサービスのご利用者さんと過ごす様になった。

「また1つ歳をとるなぁ〜」と、ご利用者さんは笑顔で言われる。毎日、元気に暮らせるのがありがたいという、ご利用者さんの思いが伝わってくる。


1月3日は休みだったので、地元の上賀茂神社に奥さんと初詣に行った。

本殿で、奥さんは少し長く手を合わせていた。何をお願いしていたのかは、私が聞いても笑って教えてくれない。


おみくじを引いたら小吉だった。
「もう一回引いてもいい?」と奥さんに聞いたら、「神様に怒られるで!」と笑われた。

そんな日常がこれからも続きます様に、と願ったお正月だった。


※ 写真をじっくり見るにはこちら

次回:寒さに震える積雪の朝 安全を考えながらシャッターを切る京都の冬景色

前回:京都の地下鉄で見つけた色とりどりのメッセージ 私の1枚は「生きる」

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