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つなぐ、つながる下坂日記

寒さに震える積雪の朝 安全を考えながらシャッターを切る京都の冬景色

京都在住の下坂厚さん。季節のうつろいや身の回りの出来事を、自身の記憶を留めるとともに写真に切り取っています。その中身を、ちょっとだけ見せてもらいました。

1月、京都市内でも久しぶりに雪が積もった。

「10㎝ぐらいは積もったかな?」
京都市の北にある西賀茂。私が住んでいるこの地区は、中心部に比べて結構気温が低い。

京都は北と南で標高差があり、西賀茂は京都の中心部にある東寺の「五重の塔」のてっぺんと同じぐらい高さがあるそうだ。

西大路三条にある私の勤務先「西院デイサービスセンター」も京都の中心部なので、やはり家との標高差がある。

魚屋を辞めてこの“西院デイ”で働くようになって、はじめのうちは自転車で通勤していた。

朝は緩やかな下り坂を優雅に下りていく感じで周りの景色を楽しみながら走れるのだが、帰り道は家までずっと坂道を上がって行かなくてはいけない。朝の倍ぐらいの時間がかかり、体力的にもきつかったのでバス通勤に切り替えた。

私の家の辺りでうっすらと積もるような雪なら西院デイ付近では雪の気配も無いのだが、今回はさすがに積もるだろう。利用者さんの送迎も気をつけなければならない。

それでも、雪景色は綺麗だなぁと写真を撮りながら西院デイに向かった。西院デイに着くと、やはりしっかり積もっていた。

※ 写真をじっくり見るにはこちら

前回:妻が長く手を合わせた初詣 やり直そうとしたおみくじで知る今の幸せ

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