『消えていく家族の顔 ~現役ヘルパーが描く認知症患者の生活~』
なかまぁる編集部
【この作品は…】
「何かがおかしい。自分も、怖い」。現役ヘルパーの筆者が描く主人公は「認知症患者」。アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、若年性認知症……さまざまな認知症患者が多数登場し、その「心」を紡ぐ、エッセイマンガです。
【あらすじ】
便器の水で家中の衣類を洗濯し始めた80代の母、文字を求めて本屋を徘徊する読み書きを忘れた50代男性、男性ヘルパーに恋した老女。徘徊、せん妄、失禁、幻視、暴力、抑うつなど、その時、認知症患者が感じている気持ちが描かれています。
【著者は…】
- 吉田美紀子(よしだ・みきこ)
- 山形県出身。20代で漫画家デビュー。40代でセカンドキャリアとして介護の仕事を始めて「ヘルパー兼漫画家」に。介護と介護職にまつわる作品を多数手掛ける。介護専門誌でも連載中。
【書籍データ】
- タイトル:『消えていく家族の顔 ~現役ヘルパーが描く認知症患者の生活~』
- 著者:吉田美紀子(よしだ・みきこ)
- 判型:A5判
- 頁数:134頁
- 価格:1,000円+税
- 発売日:2020年5月28日
- ISBN:978-4801922617
- 発行:竹書房