今日は晴天、ぼけ日和

かけ違えたボタン はみ出たシャツ その人が新人介護士を育てている

《介護施設で働く漫画家、高橋恵子さんの絵とことば。じんわり、あなたの心を温めます。》

ボタンひとつくらいずれたっていいじゃない。

私はなにも、困っていない。

もう好きにさせて。

はみ出たシャツも私には、たいしたことじゃない。

でもあなたの親切を、ムダにはできないから。「なおしますね」

私たちは、与えあっている。

「自分は、高齢者に育ててもらった」

介護職の方から、よく伺う言葉です。

高齢者支援は、ご本人の希望が第一ですが、
私自身、身勝手な支援を押し付けたことが多々あります。
まさに、このマンガのボタンのように。

それでも皆さまの器は大きく、未熟な私は見守られつつ育てられてきました。

さあ、新人の介護士さんが活躍する季節となりました。
高齢の方の温かな眼差しに許されながら、
ゆっくりと花開きますように。

《高橋恵子さんの体験をもとにした作品ですが、個人情報への配慮から、登場人物の名前などは変えてあります。》

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