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認知症、はじめました。

その時は突然に…起きない父に母が放った言葉 認知症、はじめました

レビー小体型認知症を患った父親が他界。それまで、そしてその後の暮らしをイラストレーターがマンガにしていきます。コロナ禍真っ只中に迎えた年明け、帰省を控えていると母親から電話が掛かってきました。

認知症、はじめました280_その後48話「息」
「父さんが息してないのよ」
「は?」「ねてるなーと思って朝ごはん作ってたんだけど、起きなくて」
「まだあったかいんだけど、脈がないの」
「  」
はっ「それはまず救急車呼ぼう、私もそっち行くから」
出かけるしたくをしてたら
「やっぱり『亡くなってます』って。これから警察が来るから」
「もう、がっかりよーはああ」
ガタンゴトン『がっかり・・・』
場にそぐわないような、妙にしっくりくるような言葉でした ガタンゴトン

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