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へもでもできるもん

あなたの父は人の心を持ってる？恋人ぶり子が、父を毛嫌いするする理由

2024.10.07

現役のケアマネジャー「へも」の周りでおこる出来事を、本人が描きおこします。
会社で役職に就いていて、無駄にプライドが高い江羅総太さん（67）は、妻の和江さん（67）、娘のぶり子さん（37）と暮らしていました。ある日、総太さんが自宅で突然、倒れて入院。ぶり子さんの彼氏であるへもが、総太さんの担当ケアマネになりました。総太さんの退院から1カ月後、へもは様子を見に行くことにしました。総太さんは転ばずに生活できているでしょうか？

父、江羅総太さんが退院してから1カ月後　担当ケアマネのヘも宅「明日、ぶり子のお父さんの様子を見に行くね」　娘ぶり子（へもの彼女）「うん、私は明日、仕事だから立ち会えないけど。よろしくね」

「ねえ・・・ぶり子はどうしてお父さんを嫌っているの？　無理に答えなくてもいいけど・・・」「実はね・・・」

父は、私が子どもの頃から私の事を否定する人間だった・・・学校の成績を見て「お前は出来が悪い」、就職した時も「お前は馬鹿だから何日も勤まらない」と言ったり・・・褒められたことは一度もなくて・・・

「長年のストレスで私は円形脱毛症になったこともある。父に否定され続けて・・・私はこの世で役にたたない人間なのでは・・・と思うこともあった・・・」

「それはひどい・・・あなたの父は・・・人の心をお持ちですか？」「多分悪魔の化身」

翌日　江羅家を訪問「お邪魔します」「ああ、こんにちは」

「総太さん、退院から1カ月経ちましたが、お体はいかがですか？」「ああ、転ばずに生活できているよ。もう大丈夫!!」

「家の中なら歩行器を使わず歩けるよ。よっと」見て見て!!　ガクガク、フラフラ　『なに!?　この人!?　自信過剰にも程がある!!　フラフラじゃん!!　何が大丈夫だ』　転倒の危険度100%!!　どう対応する!?　へも!!

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