認知症とともにあるウェブメディア

認知症、はじめました。

どう思う?行ったり来たりのお菓子と気持ち 認知症、はじめました

レビー小体型認知症を患った父親が他界。それまで、そしてその後の暮らしをイラストレーターがマンガにしていきます。久しぶりに父親の通院に付き添ったひわさん。待合室で父の順番を待っていると、母親が何やら鞄から取り出しました。

認知症、はじめました252_その後20話「揺れる」
今回の通院時に「入院から何から色々とお世話になってるからと思って」ゴソ
母が菓子折りを持ってきた「あげようか、どうしようかしら。どう思う?」
「せっかく持ってきたんだし、あげたら?」「んーでもねえ」
「こんなの急にどうかしら? 別に今日でなくてもいいし・・・」
 「・・・まあそりゃ今日でなくてもいいよね」「でも今日渡しとくか!! ねっ」
「うん渡したらいいんじゃない?」「んーでもやっぱり今度にしよう!!」ムム決めた こんなくだりを数回
診察後―「あのこれ、いつもお世話になってます」「あっどうも」『渡すんかーい』
付き合わされた疲労が残る「なんなの・・・?」 母はスッキリ
乙女のためらいの時間だったようです「ねーコレどーしよー」

あわせて読みたい

この記事をシェアする

この連載について

認知症とともにあるウェブメディア