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へもでもできるもん

マッチョ感と笑顔が戻ってきたそうさん ぐーたらへもが反省したこと

現役のケアマネジャー「へも」の周りでおこる出来事を、本人が描きおこします。

——肺炎で入院していた宝連そうさん(80)が退院し、わが家での生活に戻りました。生きがいだった無人販売所で野菜の盗難被害に遭って元気を無くしたこともありましたが、ダミーの防犯カメラの設置で解決! 笑顔でマッチョなそうさんが戻ってきて、へもも大満足のフィナーレへ。

泥棒対策により、野菜の盗難は減少した 販売所「泥棒見つけたら110番」
あれから1ヶ月後、そうさん宅を訪問「こんにちは」「いらっしゃい」そうさんの笑顔が戻ってる
 「そうさん・・・また、大きくなった?」なんか、マッチョ感が更に増してる・・・「そうかい?野菜がおいしくて、いっぱい食べてるの」
入院してた頃って・・・ため息ついてる感じだったよな・・
『別人ですやん』じー いやん、そんなに見つめないでっ!!
『やっぱり、第二の人生、生きがいや目標って大切だな』ニヤニヤ「なんだい? 一人でニヤニヤして」
俺が高齢になったら、ずっと寝てそうだな・・・『動きたくないー』『布団から出たくないー』『起きたくないー』
『今からでも遅くないから、そうさんを見習って、俺も趣味を見つけよう』我が身を省みるへもであった

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