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へもでもできるもん

そうだよねぇ~ 聞けば納得 老人ホームを拒絶し、心を閉ざした母の理由

現役のケアマネジャー「へも」の周りでおこる出来事を、本人が描きおこします。
——これまで一人暮らしを続けてきた野山きの子さん(83)。へもが老人ホームの見学を勧めようとしたところ、強く拒絶され、心を閉ざされてしまいました。どうする、へも!? そして、きの子さんの自宅への思いとは。

数日後、きの子さん宅で話し合い『話し合い何回目だろう・・・』
『閉ざしてしまったきの子さんの心を開かねば・・・』へも、ちゃんとできるの?
きの子さんの気持ちを聞く「さあ、語りたまえ」「うん」
「この家には夫の仏壇があるの。だからまだこの家に夫がいるような気がするの」
「子供たちとも楽しく過ごした思い出もある。そんな思い出がつまった家を出たくない・・・」
「そうだよね・・・なんかごめんね」「分かればいいさ」このポンコツケアマネが
「かと言って、今の状況を放置はできません」「そうだ!! そうだ!!」「うっ」
「今、デイを週4回利用していますが、デイ週5回だと体力的に厳しそうだし・・・更に訪問介護を週1回利用してみませんか?」

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