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認知症、はじめました。

父の退院後を左右する!? カリスマの気配、現る 認知症、はじめました

レビー小体型認知症の父親をもつイラストレーターが、日々のエピソードを漫画にしました。入院してますます足腰が弱くなった父親。退院後に移るリハビリ施設を探してもらうことにしたのですが、母親が突然、今週退院して自宅へ戻ると言い出したのでした。

認知症、はじめました195_こぼればなし75「誰に?」
翌日、病院の先生に確認してみる『退院の話すすんでたらどうしょう』ドキドキ
「退院の日は決まってませんよ。お母さまもリハビリ施設を希望されてましたし」
「引きつづきリハビリできる施設を探しましょう」「よろしくお願いします、ハイ」
よかったあああ ふううー 話がすすんでなくてひとまずほっとする
母に報告「先生と話してリハビリの施設探そうってなったよー」「あらそうなの」
「母さんもそれでいいと思ってたけど、よく考えたら父さんてなかなかものごとに慣れないじゃない? 今の病院だってなじむのに時間かかったし・・・」「はいはい」
「それに父さんには『そういう施設は向いてない』って言われたし」「むっ? 誰に?」
「K野さんて短歌の仲間の人」「・・・誰?」K野さんの影響力がものすごい

認知症、はじめました。つづく……

次の回〈196〉のお話:母より詳しい?父を知る人 残された徒労感

前の回〈194〉のお話:母さん自身が後悔するよ 娘には見える両親の未来

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