認知症とともにあるウェブメディア

認知症、はじめました。

燕雀は知らないのかも?父の志とそのアピール 認知症、はじめました

レビー小体型認知症の父親をもつイラストレーターが、日々のエピソードを漫画にしました。入院した父親を見舞うため、ひわさんと母親は病院へやってきました。

認知症、はじめました190_こぼればなし70「アピール」
病室へ「きたか」
「顔色よくなったんじゃないかしら」うむ
「お父さん、こうしてますけども」
「前向きにどんどんよくなっていきますのでね、いろんなことをしようと思います」あれやらこれやら はいはい
「ちょっとまどあけよう」「にもつおくわね」「・・・」『いつもの終了』
 「そんなわけで」
「父さんはやっぱり、人とは違う感性を持ってると確信しました」「え? それどっからきた話?」どした
父のアピールは、もうしばらくつづきました

認知症、はじめました。つづく……

次の回〈191〉のお話:ドッジボール?投げっぱなしの球と母の恋

前の回〈189〉のお話:それは知識かまじないか 行けば立ち寄る病院の一角

あわせて読みたい

この記事をシェアする

この連載について

認知症とともにあるウェブメディア