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認知症、はじめました。

月に1度がちょうどいい?じっくり達する悟りの境地 認知症、はじめました

レビー小体型認知症の父親をもつイラストレーターが、日々のエピソードを漫画にしました。多忙な毎日を過ごしていたひわさん。診断を受けたばかりのころは、お父さんの通院に付き添っていたそうです。

認知症、はじめました171_こぼればなし51「そういうもの」
父の通院の日、最初の頃はつきそいしていた まずはたっぷり待つ じっくり・・・
診察はわりにすぐ終わる「じゃあ次は、ひとつき後に来てください」「ハイ」
『けっこう間があくんだなあ。なんかあっさりしてるし』ちょっと心もとなく感じる
『でもそういうもんなのかな・・・マメに通えば治るわけじゃないしね・・・』
会計の後は病院のとなりの薬局へ
ひとつき分の薬が出るまで、やっぱりたっぷり待つ ぼけー
その頃の私は、時間に追われがちな仕事をしていたので 雑誌のレイアウト 今日じゅうに入稿!! わたた まにあわない!!
違う時間の流れ方にとまどう ぼけー 『なーんにもしてないのに、疲れるもんなんだなー』はふー 

認知症、はじめました。つづく……

次の回〈172〉のお話:父の病院帰り 母は妻から主婦にスイッチ

前の回〈170〉のお話:どんな書家にも負けない、誰よりも「今」の自分を励ます一筆

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