介護職員の平均給与、月32万3千円 増額するも全産業とは差
朝日新聞社
介護職員の昨年9月時点の平均給与(賞与も含む)は、常勤で処遇改善の加算をうけている場合、月額32万3190円だった。前年の同じ時点より7780円増えた。厚生労働省が24日発表した。2021年度の介護報酬改定などで押し上げられたとみられるが、依然、全産業の平均35万2千円(20年時点)を下回る状況が続いている。
きついって思われていること以上の小さな感動の連続が介護の世界にあった
調査は昨年10月、計1万3724カ所の施設・事業所に対して実施。8812カ所から回答(有効回答率64・2%)を得た。このうち経験や技能のある職員らを対象にした処遇改善加算の手続きをしている72・8%の施設・事業所について、平均額を算出した。
(石川友恵)朝日新聞デジタル2022年03月24日掲載