京都女子旅 後編
こんにちは、さとうみきです。
今回は、堀田聡子さん(認知症未来共創ハブ代表)との京都女子旅の続きをつづります。
2日目は11時から、以前イベントでご一緒した大手家電メーカーでユニバーサルデザイン推進を担当する方をお訪ねして意見交換をすることになっていました。
その前に、1日目に、若年性認知症の仲間である下坂厚さんから紅葉が見頃と教えて頂いた南禅寺へ足を運びました。
朝早い時間だけにひとは少なく
目に飛び込んできたのは、前日に見た紅葉よりもつややかに色付いた真っ赤な紅葉。
他の木々とのコントラストもまるでパレットのよう。
風情ある京都の街並みと紅葉がなんとも言えぬ
目に入ってくる景色そのものが瞬きをするたびにシャッターとなり、
きれいな景色が記憶される。
時間は限られており、もう少しゆっくりしたい気持ちでしたが、
次の予定に合わせて南禅寺をあとにしました。
意見交換会では、認知症のある方のご要望から、高齢者のみならず、子育て世代など幅広い世代に合わせたサービスについてのプレゼンテーションやディスカッションをし、
とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。
午後からは下坂さんが勤務する「西院デイサービス」の「sitteプロジェクト」の見学。
私が働いているDAYS BLG! はちおうじのように「ハタラク」ことによって、「役割」「つながる」。
そんな想いでひとつのスペースで仲間たちと黙々と作業されている様子は
認知症と診断を受けても、まだまだ幾つになっても「何かしたい」「誰かのために」
そんな想いの当事者はたくさんいらっしゃるのだと心強く思いました。
そんな姿を下坂さんは声をかけながら、一眼レフカメラを片手に素敵な姿、表情を撮影しようとシャッターを押していました。
そのあと、下坂さんの若年性認知症の方のピアサポートの場を作りたい!という願いから始まった「さんげつ会」に参加させて頂きました。
学生さんの参加もあり、居心地の良い喫茶店でゆっくりと当事者の方々とも
学生さんともお話ができました。
時間はあっという間に……。
夕方には京都駅で堀田さんと別れ、わたしは名古屋駅へ。
名古屋駅ではこの日駆けつけて下さった、名古屋、岐阜の当事者、支援者のみなさんと、
リアルではじめまして!
この日、名古屋泊するわたしとともに夕食をご一緒していただき
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいました。
「京都女子旅」は、1泊2日の強行日程でしたが、
訪れる先で、みなさまの温かいお迎えに感謝と、やはりリアルで語り合えることの大切さ、出会いがとても貴重なつながりとなり、学びになりました。
このまま、コロナが収束することを願って
またお会いしたい当事者、支援者のみなさんに会いたい想いを胸に
素敵な「京都女子旅」の報告を終わります。
京都、名古屋、岐阜のみなさま、ご一緒して頂いた堀田聰子さん、本当にありがとうございました。
また、ゆっくり遊びに行ける日が来ることを願っております。