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リハビリのはずがケガ デイサービスに指導者はいない?【お悩み相談室】

トレーニングするひと

作業療法士の松本剛史さんが、認知症の様々な悩みに答えます。

Q.MCI(軽度認知障害)の父(77歳)が、通っているリハビリ特化型のデイサービスで、腕をマシンで痛めてしまいました。本人はマシンを使ったトレーニングを気に入っているようですが、つきっきりで指導してくれているわけではないので、今後も通わせるかどうか悩んでいます(46歳・女性)

A.運動は、オーバーワークにならない範囲でやることが重要なので、今後のことが心配になりますよね。リハビリ特化型のデーサービスには、機能訓練指導員が在籍しています。機能訓練指導員は、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士といったリハビリテーションの専門職のほか、看護師、柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師なども含まれ、日常生活機能の維持向上のために、サービスを提供する役割があります。

リハビリを実施する際には、機能訓練指導員が、お父さんの心身の状況などを評価(判断)し、リハビリプログラムを立案していると思います。このため、機能訓練指導員に今回お父さんが腕を痛めてしまった経緯をよく確認し、運動の方法や強度、回数、時間などを見直してもらって、お父さんの現在の状況に適したプログラムに設定してもらうといいでしょう。

つきっきりで指導してもらえないことに不安を感じていらっしゃるとのことですが、施設によっては、つきっきりで指導してもらえる場合もあります。ケアマネジャーに相談して、こうした施設を探すのも一つの方法です。また、どうしてもマシンを使ったトレーニングが身体的にお父さんに合わないということであれば、機能訓練指導員の中でも理学療法士や作業療法士が常駐して、運動時に直接関わってくれる施設を探してみるのもいいかもしれません。

リハビリを目的とした施設には、リハビリ特化型のデイサービスのほかにデイケア(通所リハビリテーション)もあります。デイケアは、医療機関や介護老人保健施設がサービスを提供していて、医師が常勤しています。リハビリプログラムも医師の指示書をもとに作成されます。このため、お父さんのように腕を痛めた場合に、すぐに診てもらえたり、医学的な診断のもとにリハビリの指示を出してもらえたりするメリットがあります。医師にすぐに対応してもらえるという点で、安心かもしれないですね。

お父さんがマシンを使ったトレーニングを気に入っているのは、リハビリを継続するうえでもいいことだと思います。ご家族も安心できる状況で、リハビリに取り組んでもらえるといいですね。

【まとめ】MCIの父がリハビリ特化型デイサービスのマシンで腕を痛め、通わせるのが不安なときには?

  • 担当の機能訓練相談員に相談し、運動方法などのリハビリプログラムを見直してもらう
  • つきっきりで指導してくれる施設やリハビリの専門職が常駐している施設、もしくは医師が常駐しているデイケアに変える

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