『認知症そのままでいい』
なかまぁる編集部
【この作品は…】
「本人の思い」を大切にしていますか? 治らなくていい、と知れば楽になれるはずです。認知症の人を助ける心の持ち方のヒントとアドバイスについて書かれた本です。
【あらすじ】
認知症は老いた人の脳に起こる「自然な現象」であり、受容し悲観しないことが、介護する人・される人双方にとって幸せにあるためのスタート地点です。「治らなくていい」と心から思えるように、気持ちや見方を切り替えることが、認知症の人を助け、共生のきっかけとなることについて、認知症を専門とする精神科医の立場から考えます。
【著者は…】
- 上田諭(うえだ・さとし)
- 戸田中央総合病院メンタルヘルス科部長。北辰病院精神科高齢者専門外来担当。日本老年精神医学会、日本総合病院精神医学会、日本精神神経学会などの専門医・指導医。医学博士。臨床心理士。著書に『治さなくてよい認知症』(日本評論社)、『不幸な認知症 幸せな認知症』(マガジンハウス)などがある。
【書籍データ】
- タイトル:『認知症そのままでいい』
- 著者:上田諭(うえだ・さとし)
- 判型:新書判
- 頁数:224頁
- 価格: 800円+税
- 発売日:2021年7月6日
- ISBN:978-4-480-07409-6
- 発行:筑摩書房