『ひとりでやらない 育児・介護のダブルケア』
なかまぁる編集部
【この作品は…】
働きながら、親の介護と幼い子どもの育児。全部、ひとりでできますか? 40歳以上の約半数にとって身近な問題であるダブルケア。「ケア労働」の実態から救済策までをまとめた本です。
【あらすじ】
ダブルケアは気づかないうちに始まり、仕事、家庭に大きな影響を及ぼします。ダブルケア家庭の実態を中心に、今まで光を当てられてこなかった「ケア労働」のリアルをあきらかにし、官民の制度、試みなどから、救援策を考えていきます。
【著者は…】
- 相馬直子(そうま・なおこ)
1973年生まれ。横浜国立大学大学院国際社会科学研究院教授。子どもや女性が自由に生きられる社会の条件や道筋について、家族政策の比較研究から考えている。著書に『子育て支援を労働として考える』(松本洋人氏と共編、勁草書房)がある。
- 山下順子(やました・じゅんこ)
1974年生まれ。ブリストル大学社会学・政治学・国際学学科上級講師。ヨーロッパと東アジア諸国を比較しながら、社会政策が人々の家族関係や介護関係にどんな影響を及ぼすのかを研究する。著書に『労働再審5 ケア・労働・アンペイドワーク』(仁平典宏氏と共編、大槻書店)などがある。
【書籍データ】
- タイトル:『ひとりでやらない 育児・介護のダブルケア』
- 著者:相馬直子(そうま・なおこ)、山下順子(やました・じゅんこ)
- 判型:新書判
- 頁数:232頁
- 価格: 860円+税
- 発売日:2020年11月
- ISBN:978-4-591-16828-8
- 発行:ポプラ社