歩いて出会う、歩いてつながる。歩くたびに町は、生きる喜びをくれる
2021.03.28
《介護士でマンガ家の、高橋恵子さんの絵とことば。じんわり、あなたの心を温めます。》

歩くことは、出逢うこと。
春のよろこび、
色とりどりの祝福。

歩くことは、つながること。
交わす笑顔は、
命の交歓。

明日もまた、
一足、ひとあし。
そこに、生きる喜びがあるから。
町を歩いていると、
多くの高齢の方々と
すれ違います。
車椅子や杖を利用されていたり、
人によっては、車輪付きのスーツケースを歩行器代わりにされていたりと、
そのウォーキングスタイルは様々です。
なかでも毎日、
歩行器を使って歩かれている
80代の男性が、こんなふうにお話されていました。
「家にいると孤独になるけれど、
外に出ると、そんなのは思いこみだったと分かる。
意外と人は、人を見ているよ」
高齢者に限らず、
人の孤立が叫ばれる世の中です。
あなたはご自身の暮らす町を、
歩いていますか?
すれ違うだけの人たちの顔を、
よく見た途端、
町は、別の一面を見せてくれるのかもしれません。
多くの高齢の方々と
すれ違います。
車椅子や杖を利用されていたり、
人によっては、車輪付きのスーツケースを歩行器代わりにされていたりと、
そのウォーキングスタイルは様々です。
なかでも毎日、
歩行器を使って歩かれている
80代の男性が、こんなふうにお話されていました。
「家にいると孤独になるけれど、
外に出ると、そんなのは思いこみだったと分かる。
意外と人は、人を見ているよ」
高齢者に限らず、
人の孤立が叫ばれる世の中です。
あなたはご自身の暮らす町を、
歩いていますか?
すれ違うだけの人たちの顔を、
よく見た途端、
町は、別の一面を見せてくれるのかもしれません。
《高橋恵子さんの体験をもとにした作品ですが、個人情報への配慮から、登場人物の名前などは変えてあります。》
