今日は晴天、ぼけ日和

そばにいるから気付くわずかな変化 違和感を加齢や気のせいにしないで

《介護士でマンガ家の、高橋恵子さんの絵とことば。じんわり、あなたの心を温めます。》

その背中は、変わらない、と思ってた。

認知症。それは遠い他人事のように思っていた。だって、母の背中は今までと同じように見えるから。

『しょっぱ!!』「おいし?」

でも本当は、その変化を見つけてた。変わりゆく味は、娘の私だから気付けること。

「うん、おいしいよ。」

私は、あなたの人生を知っている。だからこれからの歩み方も、きっと一緒に見つけてゆける。

認知症に気づく、きっかけは何でしょうか?

風邪ならば咳や熱など、体に症状が現れますが、認知症の症状(見当識障害や記憶障害など)は、暮らしに姿を表します。

例えば、
よく遅刻するようになった、
洋服の着方が変わった、
漫画のように、料理の味付けが変わった、
なども認知症に気づく、ほんの一例となります。

それらは「暮らしのちょっとした困りごと」とも受けとれるので、ご本人にしてみれば、
年のせい、と流してしまう側面でもあります。

早計な決めつけは避けたいですが、
ご本人をよく知っている方の視野の中に、
認知症発見の手がかりはあるのです。

《高橋恵子さんの体験をもとにした作品ですが、個人情報への配慮から、登場人物の名前などは変えてあります。》

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