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認知症、はじめました。

緊急入院から「言うだけ番長」気質が復活 父が認知症、はじめました

認知症の父親をもつイラストレーターが、日々のエピソードを漫画にしました。「ひわさんを幸せにします」と言って、本当に幸せにしてくれる王子様を夢見て。

認知症、はじめました82「今日のお見舞い」
週末、病院へ
「どうー?」「おお」
「皆よくしてくれますよ。一階で朝の体操をしてて、こないだ車椅子でつれてってくれたのよ」
「この調子で元気に退院できましたら」
「執筆にはげむつもりですし、新しい歌集もつくりたいし、歌の仲間と集まりをもたなくちゃ。あとは皆で田舎にいこう」もりだくさん
「どうです? 父さんのこの案」「うん、いいと思う」父は昔から言うけどやらないタイプ・・・
駅までの帰り道「元気でよかったねー」てくてく『決めた』
『理想の男性はときかれたら、やるときはやる人と答えよう』残酷な感想を持つに至る

認知症、はじめました。つづく……

次の回〈83〉のお話:退院後を考えるときの意外な落とし穴

前の回〈81〉のお話:父さん、アラフォー娘の脳を占拠。仕事になりません

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