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認知症、はじめました。

その一言が聞きたいの。元気になれる魔法のことば 父が認知症、はじめました

認知症の父親をもつイラストレーターが、日々のエピソードを漫画にしました。そういえばお父さん、児童文学書くって言っていたっけ。

認知症、はじめました75「どう?」
面会の受付をして
病室へ カラカラ
「どーもー」「おおー来てくれたのー」
「調子はどう?」「皆さんよくしてくださってます」
「父さんこれから気持ちを新しく持って家に帰ったらいろいろ執筆するつもりです。それからね・・・」ぺらぺら
ふー
「で、お父さんどう見えます?」
『でた、ほしがるなあ』「うん、だいぶ元気そうだねー」「そうか」どう見えるかは毎回きかれる

認知症、はじめました。つづく……

次の回〈76〉のお話:言葉なくても親近感!心細い入院中にありがたや
前の回〈74〉のお話:ああミステイク バス運賃3人分と比較する

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