『熊本地震 いのちを守る!』
なかまぁる編集部
【この作品は…】
熊本地方は2016年4月、前震と本震の2度にわたる大地震に見舞われました。当時、老人総合福祉施設の施設長だった著者が、今後起こりうる災害において、福祉施設がどのような体制を取れるのかを、この本を通して提言しています。
【あらすじ】
熊本地方は、2016年4月14日21時26分の前震、同年4月16日1時25分の本震と2度にわたる震度7の大地震に見舞われました。この熊本地震において、熊本県上益城郡御船町にある「老人総合福祉施設グリーンヒルみふね」の中で実際に起きた出来事を、施設長である著者がSNSを通じて、現場から発信した内容がまとめられています。著者はその時、現場の責任者として、次々と現れる問題や課題をどう対処していったのか、どのようにして職員のモチベーションを維持することができたのか――大災害時における社会福祉法人や地域の防災体制のあり方を示しています。
【著者は…】
- 吉本洋(よしもと・ひろし)
- 社会福祉法人恵寿会老人総合福祉施設グリーンヒルみふね施設長。熊本県御船町社会福祉協議会理事、御船町観光協会理事。1971年大分県生まれ。1996年株式会社ファミリーマート入社。2002年社会福祉法人恵寿会入社。2008年同法人グリーンヒルみふね施設長就任。熊本地震以降、全国で被災体験講演を実施する。
【書籍データ】
- タイトル:『熊本地震 いのちを守る!』
- 著者:吉本洋(よしもと・ひろし)
- 判型:B6判
- 頁数:182頁
- 価格:1,200円+税
- 発売日:2018年12月8日
- ISBN:978-4-8378-0486-4
- 発行:マネジメント社