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認知症、はじめました。

親の衰えに直面 娘が驚く親の「いま」 父が認知症、はじめました

認知症の父親をもつイラストレーターが、日々のエピソードを漫画にしました。父と二人でお留守番。手をついて階段を上る父の姿に驚いていたら……。

認知症、はじめました60「ざわざわ」
母が帰ってきた「ただいまー」
「お父さんどうだった?」「私が来たときはコタツで寝てて、今は部屋でずっと寝てるよ」
「あらそうー」
「やだわ、ちょっと、ちょっと」「ん?」
「お父さん、おもらししてたわ」「えっ」
「お父さんて、いまそんな感じだったの? おもらしとかするんだ?」
「夜中に間に合わないことなら、たまにあったけどねえ・・・」「えー知らなかった・・・」
「それで、今はどうしてるの?」「寝てるのよ」「そのまま寝てるの?」『なんか変』とざわざわした気持ちになる

次の回〈61〉のお話:「乱暴にしないで!」急な変化に娘は不安

前の回〈59〉のお話:片付けのための片付け 無限ループ沼落ち

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