「最期まで一緒」のつもりが…長く連れ添った夫婦の「いーい加減」の今
《介護施設で働く漫画家、高橋恵子さんの絵とことば。じんわり、あなたの心を温めます。》
![あなたと私のおうち](http://p.potaufeu.asahi.com/a89d-p/picture/16257727/56bfc9220d496cf4d2f3985476031f4e.jpg)
「住みなれた我が家で、さいごまで」…ご夫婦はそう願っていた。
![まさかあなただけ引っ越すなんて](http://p.potaufeu.asahi.com/7fda-p/picture/16257728/7a9984596fea68a057e26337ea753ad1.jpg)
けれどある日、病に倒れたご主人は、施設に入居した。
![それでも続いていくふたりの時間](http://p.potaufeu.asahi.com/b431-p/picture/16257731/999d78511eb3a9ebc80df3408a2fb758.jpg)
変わらないものなんてない。でも変わりながらも、たくしていける思いがある。
なにごとも絶対はないから、その時々で、その人らしい幸せを探してゆく。
介護にはそれくらいのゆるみがあると、
介護者も被介護者も、気が楽です。
在宅でも、施設でも、
揺れながら迷いながら、
いーい加減を探してゆきたいものです。
《高橋恵子さんの体験をもとにした作品ですが、個人情報への配慮から、登場人物の名前などは変えてあります。》
![](http://p.potaufeu.asahi.com/nakamaaru/img/nakamaaru450_450.gif)