『ばあばは、だいじょうぶ』
なかまぁる編集部
【この作品は……】
老い、認知症、介護といった、とても難しい、しかし誰もが避けては通れない問題を、子どもの視点から描かれた絵本です。
【あらすじ】
大好きなやさしいばあばが、最近は何度も同じ質問をしてきたり、得意だった編み物ができなくなってしまったり。主人公のつばさは、「わすれてしまう病気」なんだと幼いながらに感じるなか、冬の寒い日、ばあばがいなくなってしまう……。記憶を少しずつ失っていっても、それでも変わることのない人間性や家族の繋がりが描かれています。
【著者は…】
- 楠章子(くすのきあきこ)
- 大阪府生まれ。第45回毎日児童小説・中学生向きにて優秀賞受賞。2005年、『神さまの住む町』(岩崎書店)でデビュー。作品に『古道具ほんなら堂〜ちょっと不思議なあり〜』毎日新聞社)、『ゆずゆずきいろ』(ポプラ社)、『ゆうたとおつきみ』(くもん出版)『まぼろしの薬売り』(あかね書房)などがある。
【書籍データ】
- タイトル:ばあばは、だいじょうぶ
- 著者:楠章子(くすのきあきこ)
- 判型:B5変形判
- 頁数:37頁
- 価格:1,300円+税
- 発売日:2016年12月20日
- ISBN:978-4-494-00597-0
- 発行:童心社