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認知症、はじめました。

娘も共感 父のそうなんだけど、そうじゃないこと 認知症、はじめました

レビー小体型認知症を患った父親が他界。それまで、そしてその後の暮らしをイラストレーターがマンガにしていきます。肺炎で入院し、リハビリ施設を経て、ようやく自宅へ戻ってきた父親。これまで通りの生活に戻りましたが、入院したあたりから、筆談を必要とするほど耳が遠くなっていました。

認知症、はじめました277_その後45話「としつき」
父が無事に家へと戻りました「よかった、よかった」
これまで通りの生活に戻れたけど
耳はやっぱり遠いし「雑誌の『児童文学』買ってきて」「まず父さんが作品書いたらね」筆談でおねだりを断る
より、寝るようになったし「むぐおー」ほんと、寝てばかり
すこしずつ変わってゆく「こないだデイサービスでお寿司食べに行ったの」
お寿司がみんなこまかーくひと口くらいに刻まれててさ
「そうなんだろうけど・・・そうじゃないんだよねー」
「そうじゃない」には深く共感「だねー、そうだよね」
色んなことがすこしずつ変わってゆく

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