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へもでもできるもん

拒否派向けマニュアルがある!? 異口同音にデイへの偏見を唱える人々

現役のケアマネジャー「へも」の周りでおこる出来事を、本人が描きおこします。
一人暮らしを続けてきた米輪うめさん(87)ですが、認知症と診断されました。医師からデイサービスへ行くようにすすめられているのですが、うめさんは「ボケた年寄りの行くところ」と消極的です。へもの懸命な説得で、うめさんはデイサービスへ行ったのですが…。

へもの説得でデイサービスに行くことになった、うめさん 娘・団子「ほら、頑張ってきてね」 デイサービスのスタッフ「おはようございます」
「いってらっしゃーい。良かった!! デイサービスに行ってくれた」これで順調に進むと思われた
ぽつん・・・ ワイワイ
その日の夕方、へもは娘・団子さんに電話する「うめさんのデイサービス利用はうまくいきましたか?」『実は・・・』
デイサービスから帰ってきて・・・「私が行く所じゃない!! 1日が長くてつまらなかった!! 話し相手もいなかった!!」
 
 「私としては、母の認知症の進行を遅らせたい。だから、なんとしてもデイサービスに行ってもらいたい。お医者さんのおすすめだし・・・」「そうですか・・・」
『なぜ、デイサービスを拒否する人の多くは、自分と同年代の人を見て、「年寄り」と言うのだろうか? デイサービスを断る時のマニュアルでもあるのか?』
デイサービスへの偏見を持つ人は未だにいる。ボケた年寄りが行く場所といったイメージが強いのだろう。偏見を覆すのはなかなか難しい

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