認知症とともにあるウェブメディア

へもでもできるもん

医師が大好きなデイサービス 勧めるのには、これだけの理由があった

現役のケアマネジャー「へも」の周りでおこる出来事を、本人が描きおこします。
一人暮らしを続けてきた米輪うめさん(87)ですが、認知症と診断されました。医師からデイサービスへ行くようにすすめられたものの、「ボケた年寄りの行くところ」と言って、断固拒否。へもは、どのように説得しようとするのでしょうか?

要介護認定の医師の意見書を見ると、認知症の方に対して、デイサービスをすすめる記述をよく目にする『お医者さんって、デイサービスすすめるの好きだよなー』
デイサービスに通うことで、脳に刺激を与えられるのだろう。脳トレ、他者との交流、適度な運動
それに加え、デイサービースへ行くために、朝決まった時間に起きて、着がえをして出かける「いってきます」
運動して、ほど良く疲れて帰宅する「ただいまー今日も疲れたー」「おかえり」
運動したからお腹が減って、ごはんがおいしく感じて、一日、頑張って疲れたから夜は快眠できる
『デイサービスに通うと、こういったサイクルが作られ、規則正しい生活が送れるんだよな』
『しかし、うめさんの場合、デイサービスを拒否している・・・1日型のデイサービスは滞在時間が長いし・・・ならば半日型・・・』うむー
 『そうだ!! 半日型のデイサービスだ!! 半日型なら、スポーツジムみたいな所も多いし!!』「あんた、さっきから一人で変だよ」とにかく誰とも会話せず家にこもりっきりは良くない

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