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認知症、はじめました。

母が、自分のことを後回しにするこれだけの理由 認知症、はじめました

レビー小体型認知症を患った父親が他界。それまで、そしてその後の暮らしをイラストレーターがマンガにしていきます。ものであふれた実家。脚の悪い父には危ないからと、片づけをはじめたひわさんですが、母親は消極的。一人ではどうにもならないと、ひとまず父親の生活エリアの片づけをプロに頼んだのですが、残りはまた今度、と先延ばすことになりました。

認知症、はじめました263_その後31話「積極的2」
積極的先のばし派の母「またこんど」
前にも・・・「最近母さんも目が悪くなっちゃって、白内障の手術すすめられたのよねー」
「えっ、じゃあ手術した方がいいんじゃない? そのときは実家にいられるようにするよ」
「でもねえ、毎日毎日いそがしいのよ。ゴミ出ししたり、父さんの病院行ったり、オープンカレッジもあるし、デイケアも・・・。お母さん、自分はあとまわしだから」
「ゴミ出し・・・うん、だからその間は家にいられるようにするよ?」「・・・」
「うん、まあ様子みて、じきにね!」いーの、いーの
『白黒はっきりさせない』『解決しないでいい』
『白黒はっきりさせない』『解決しないでいい』ここに強い意志を感じる。これはがんこだぞ

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