『あの世でも仲良う暮らそうや』
なかまぁる編集部
【この作品は…】
認知症になった母と、母を献身的に介護する高齢の父の暮らしをカメラに収め、日本中に感動を巻き起こしたドキュメンタリー映画『ぼけますから、よろしくお願いします。』の監督が、娘の視点から父親をユーモラスに描いたエッセイです。
【あらすじ】
認知症になった母を献身的に介護した高齢の父。母・文子さんを看取った今も、104歳になる父・良則さんは、広島・呉でひとり暮らしを続けています。東京で暮らしながらも良則さんの様子を見に時々呉で過ごす著者が、娘の視点から父を描いた、笑いと涙に満ちた家族の物語です。
【著者は…】
- 信友直子(のぶとも・なおこ)
1961年、広島県呉市生まれ。父・良則、母・文子のもとで育つ。東京大学文学部卒。テレビ番組の制作会社勤務を経て独立し、フリーディレクターに。2009年、自らの乳がんの闘病記録である『おっぱいと東京タワー~私の乳がん日記』でニューヨークフェスティバル銀賞、ギャラクシー賞奨励賞などを受賞。
【書籍データ】
- タイトル:『あの世でも仲良う暮らそうや 104歳になる父がくれた人生のヒント』
- 著者:信友直子(のぶとも・なおこ)
- 判型:四六判
- 頁数:192頁
- 価格:1,450円+税
- 発売日:2024年10月30日
- ISBN:978-4-16-391914-0
- 発行:文藝春秋