『だんじり認知症サポーターの軌跡』
なかまぁる編集部
【この作品は…】
増えるお年寄りを地域全体でサポートするにはどうすればいいのでしょうか。地域に根ざした伝統行事を利用した地域包括ケアの具体的な取り組み事例から、認知症のある人を地域全体でどのようにサポートしていくべきかについてのヒントが得られる一冊です。
【あらすじ】
認知症患者とその家族の社会的孤立が問題視されています。大阪府泉大津市で認知症サポート医として活動する著者が、住み慣れた街でみんなが安心して暮らし続けるために、地域の伝統行事であるだんじり祭でできた地域住民の強いつながりを活かして、認知症サポートの輪を広げていった活動の記録です。
【著者は…】
- 川端徹(かわばた・とおる)
大阪府泉大津市生まれ。医学博士。地域医療の充実には医療介護を含めた多職種の連携、特に認知症ケアについては、地域包括ケアシステム実践の必要性があると気付き、2014年だんじり認知症サポーターの取り組みを開始。現在、泉大津市医師会副会長、泉大津市医師会附属看護高等専修学校校長などを務める。
【書籍データ】
- タイトル:『だんじり認知症サポーターの軌跡』
- 著者:川端徹(かわばた・とおる)
- 判型:新書判
- 頁数:214頁
- 価格:900円+税
- 発売日:2024年7月31日
- ISBN:978-4-344-94808-2
- 発行:幻冬舎MC