『マンガ認知症【施設介護編】』
なかまぁる編集部
【この作品は…】
「入居したら進行が早まるってホント?」「職員さんとどう話せばいい?」「不幸な最期にならない?」認知症のある人の施設介護にまつわる家族の不安を、介護のプロが吹き飛ばしてくれる本です。
【あらすじ】
認知症の祖母の介護に限界を迎え、施設に入居してもらったニコさん。しかし祖母の認知症の症状がみるみる悪化していきます。実は認知症の人には「向かない施設」があるのです。介護事業を立ち上げて30年のコジマさんと、認知症の心理学の専門家サトー先生が、認知症の施設介護の不安を解きほぐします。
【著者は…】
- ニコ・ニコルソン(にこ・にこるそん)
宮城県山元町出身のマンガ家・イラストレーター。東日本大震災で実家が全壊し、女三代で建て直すまでの道のりをコミックエッセイ『ナガサレール イエタテール』(太田出版)で描く。その後、祖母が認知症を発症。建て直した家での介護生活は、『わたしのお婆ちゃん』(講談社)などに描かれている。
- 佐藤眞一(さとう・しんいち)
大阪大学名誉教授、大阪府社会福祉事業団特別顧問。医学博士。認知症を心理的な面から研究しつづけ、日本老年臨床心理学会理事、日本老年社会科学会理事、日本応用老年学会理事、長寿科学振興財団理事などを務める。著書に『認知症の人の心の中はどうなっているのか?』(光文社新書)など多数。
- 小島美里(こじま・みさと)
1990年頃に全身性障がい者の介助ボランティアグループを結成したのをきっかけに介護事業に関わる。2003年NPO法人「暮らしネット・えん」を設立し介護保険や障害者支援を中心に様々な事業を運営。著書に『あなたはどこで死にたいですか?』(岩波書店)、共著に『おひとりさまの逆襲』(ビジネス社)がある。
【書籍データ】
- タイトル:『マンガ認知症【施設介護編】』
- 著者:ニコ・ニコルソン(にこ・にこるそん)、佐藤眞一(さとう・しんいち)、小島美里(こじま・みさと)
- 判型:新書判
- 頁数:288頁
- 価格:940円+税
- 発売日:2024年9月9日
- ISBN:978-4-480-07648-9
- 発行:筑摩書房