『レビー小体型認知症とは何か』
なかまぁる編集部
【この作品は…】
レビー小体型認知症が疑われる症状や、治療や薬で気をつけること、他の認知症(アルツハイマー型)との違い、日常の工夫など、当事者と専門医が語りつくすことでわかったことが綴られています。
【あらすじ】
著者の樋口さんは、50歳で「若年性レビー小体型認知症」と診断されましたが、41歳の時にうつ病と誤診され治療で悪化した経験があります。内門医師と、早期発見のポイント、幻視や睡眠障害への対応、治療で気をつけること等、ケアする側や高齢化社会では誰もが知っておくべきことを徹底的に語ります。
【著者は…】
- 樋口直美(ひぐち・なおみ)
- 1962年生まれ。50歳でレビー小体型認知症と診断された。多様な脳機能障害のほか、幻覚、嗅覚障害、自律神経症状等もあるが、思考力は保たれ執筆活動を続けている。著書に『私の脳で起こったこと』(ちくま文庫)、『誤作動する脳』(医学書院)、『「できる」と「できない」の間の人』(晶文社)等。
- 内門大丈(うちかど・ひろたけ)
- 認知症専門医。医療法人社団彰耀会理事長。メモリーケアクリニック湘南院長。認知症の啓発活動・地域コミュニティの活性化に取り組む。『レビー小体型認知症—正しい基礎知識とケア』(池田書店)、『家族で「軽度の認知症」の進行を少しでも遅らせる本』(大和出版)等を監修。
【書籍データ】
- タイトル:『レビー小体型認知症とは何か—患者と医師が語りつくしてわかったこと』
- 著者:樋口直美(ひぐち・なおみ)、内門大丈(うちかど・ひろたけ)
- 判型:新書判
- 頁数:208頁
- 価格:860円+税
- 発売日:2023年12月5日
- ISBN:978-4-480-07596-3
- 発行:筑摩書房