“仲間と共に”“役割を持って”歩んだ今年@横須賀~BLGの活動報告
認知症の人と「ともに生きる拠点づくり」を進める100BLGは、認知症の人と「ともに生きる拠点づくり」を進める100BLGは、同じ思いを持つ全国各地の事業所とともに「学び合いのプラットフォーム」となるネットワークをつくっています。各事業所は、それぞれの土地柄や文化に合わせたかたちで運営されています。今回は、神奈川県横須賀市にあるBLG横須賀(認知症対応型デイサービス「スマイルデイサービス長坂」)からの報告です。
BLG横須賀の加藤です。早くも残すところ、今年もわずか……。
今年1年もメンバーさん同士“仲間と共に”“役割を持って”活動することが多くありました。
ここ横須賀は、農業が盛んな地域。
メンバーさんの中には、畑仕事をされていた方が多くいます。
「農家の方とつながりたい」との声も上がり、地元の農家「鈴也ファーム」さんに何かできることがないかを相談させていただき、玉ねぎの除草作業をさせていただくことになりました。
説明を聞き、黙々と丁寧に玉ねぎを抜かないよう除草作業。
「草は栄養を摂ってしまうから抜かないとね」とメンバーさん。
来年の3月には収穫を迎えます。
今後も地域や人とつながれるような活動を一緒におこなっていきます。
11月には認知症啓発イベント・Run伴+(ランとも)三浦半島が開催され、BLG横須賀(スマイルデイサービス長坂)がゴール地点、翌日はスタート地点にもなり、皆さんたすき作りや実際に参加する、スターターになるなど役割を持って参加されました。
スターターを務められたメンバーさん。
子どもが大好きで、以前は町内で「マイクのおじさん」と呼ばれ拡声器で町内行事などの案内をされていました。今回も拡声器を使って仲間が見守る中、スターターをされました。
たすきの準備もお仲間と。ランナーのために。
BLG横須賀の畑の手入れもそれぞれメンバーさんが意見出し合い、答えを出して活動をされています。仲間がいるから、自然と笑顔にもなられます。
今後もBLG横須賀はお互い仲間がいるから活動ができるといった居場所になるよう、それぞれが役割を持って過ごしていきます。